Notionの良い点・悪い点を徹底解析!
オンラインで使えるナレッジ共有ツールのNotion(ノーション)。日記・メモ・文章作成・表作成・カレンダー・タスク管理・To do管理・プロジェクト管理など、様々な作業をNotionだけで行うことができます。
Notion(ノーション)とは?
Notion(ノーション)とは、オールインワン・ワークスペースと呼ばれており、様々な作業を一箇所で済ます事ができる万能ツールです。2021年10月に日本語版Notionの提供も始まり、ビジネスパーソンを中心に利用者が増えています。
日記・メモ・文章作成・家計簿・カレンダー・タスク管理・ガントチャート(プロジェクト管理)の作成などができます。また、テキスト・表・画像・動画・プログラミングのコードなど、あらゆる種類のコンテンツを1つの場所に保存できます。
つまり、文書作成はWord、表作成はExcel、個人的なスケジュールはGoogleカレンダー、画像や動画の保存はGoogleドライブ、タスク管理はTrelloなど、それぞれのツールを立ち上げる必要はありません。
Notionという名称は、「考え」や「アイデア」などを意味する英単語「notion」に由来しています。その由来どおり、様々なアイディアを一箇所にまとめる事ができます。
Notionは、2022年に世界ユーザー数2000万人を超えた人気のツールです。個人利用だけでなく、サイバーエージェント・SmartNews・SUNTORYなど日本の大手企業も活用しています。
Notion(ノーション)でできること
■カレンダー
データベース機能からカレンダーを選択すると、通常のカレンダーとしても使えます。各日付ごとにスケジュールを入力するだけでなく、ギャラリービューと連携して思い出の画像を残したりと便利に使う事ができます。スケージュールが色分け出来ないので、アイコンで区別するしかありません。PC版はそれでいいのですが、アプリ版は「●」で表示されるため、1つずつタップして内容を確認する必要があります。Googleカレンダーのように予定を俯瞰できないのはマイナスポイントですね。
■メモ・文章作成
通常の新規ページを使って、メモや文章作成をする事ができます。
Microsoft WordやGoogleドキュメントのように、見出し・箇条書きリスト・番号付きリストなど、文章を装飾できる機能も充実しています。
Notionで作成した文章をHTMLやマークダウン形式でエクスポート(データの出力)して、ブログなどに投稿する事もできます。
■タスク管理
To doリストの作成も可能ですが、Notionではボードビューを使えば、「未完了」「対応中」「完了」などプロパティでステータスで分類することができます。ステータスの移動もカードをドラッグするだけでOK。担当者や作成日付など、タスク管理に必要なプロパティを入れられます。タスクにコメントすることもできるので、連絡事項や引継ぎなどに便利です。
■プロジェクト管理
データベース機能のタイムラインビューを使うと、ガントチャートを簡単に作る事ができます。横棒によって作業の進捗状況を確認する事ができます。各工程の横棒は、カーソルを合わせてドロップすれば伸ばす事ができるため、操作も簡単です。 このデータのまま設定をすれば、カレンダーやリスト形式で見る事もできます。
■サービスの連携
Notion(ノーション)は他社サービスと連携しています。Googleドライブ、Dropbox、Slack、zoomなど、業務に必須のサービスが大体はそろっています。
まとめ
Notion(ノーション)とは、様々な作業を一箇所で完結できる万能ツールです。あちこちに散らばっていた情報を一箇所にまとめることにより、業務の効率が上昇します。
文書作成やカレンダーなど複数のアプリやツールを立ち上げる事なく、Notionひとつで全て完結する事ができるからです。リモートワークが増えた昨今、離れていても情報やタスクの管理ができるので、これから導入する企業が増えてくるでしょう。Notionはなんでも出来るので、何でも出来すぎて迷うこともあると思いますが、あなたやあなたの会社にあった方法で活用してください。